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ウンベラータが届いたら徐々に環境に慣らす
・長旅で疲れた植物の扱い
植物の通販、利用することありませんか。私も時々利用しますが、届いたらガッカリ・・・という経験があります。
これはショップの管理が悪いのではなく、移動時のストレスで弱ったり茎や葉が折れたりしてしまうこともありますね。光合成を行えない、水もない、揺れる、温度変化もある・・・そんな状態に長時間さらされます。梱包方法や時期によっては蒸れたりします。
そんなストレスに耐えられる丈夫な鉢を選びたいところですね。
届いたらまずはじっくり様子を見ましょう。
届いたらすぐに開封して様子を見よう
ショップ側で虫や予防の処理をしていたとしても、ハダニやカイガラムシが潜んでいる場合もあります。開封したらまずは葉と茎、土の状態をチェックです。
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運ばれてきた植物は長旅で疲れています。元気になって欲しくて、すぐに陽に当ててあげたくなりますがちょっと我慢。徐々に慣らしながら、明るい場所へ移動させます。
冬に購入したら
冬場の10℃以下の部屋、風通しの悪い部屋に置かないようにします。
水やりは湿っている場合はすぐにあげる必要はありません。休眠期なので水は控えめにしなければいけません。ぐったりしているからと、たっぷり水やりをすると逆効果になることがあります。
気になる場合は、細かいミストで「葉水」をすると良いですよ。ウンベラータ全体を少し湿度をあげてあげるイメージで行います。葉水はオールシーズン欠かせないお手入れです。
そして、暖房のきいた部屋にすぐに置かないようにします。冷え切った空気の中で運搬されていたかもしれません。少しずつ温度に慣らしましょう。
夏に購入したら
ウンベラータは本来お日様が好きですが、届いてすぐに直射日光に当てないようにします。日頃から外の陽射しに当てている場合は、夏場でも遮光して柔らかい風に育てることで葉艶が良くなってきます。(猛暑日は室内に取り込む)
届いてすぐは、カーテン越しに置くにも温度や日当たりには気をつけます。窓から少し離して温度が急激に上がらないよう、蒸れないよう。風通し良くします。
水やりは表面が乾いていた場合は夕方にたっぷり、底から流れるくらいにあげます。日中は土が温まってしまい根に負担がかかるので避けます。このとき、受け皿に溜まったお水は必ず捨てましょう。根腐れの原因になります。